鯖江市准看護学院の沿革

■はじめに

  • 鯖江看護学院は平成21年の3月に閉院いたします。医師会員の皆様と関係各員のご協力により長い間地域医療に貢献できたことを感謝いたします。

■教育の目的

  • 本学院は保健師・助産師・看護師法の定めるところにより、准看護師として必要な専門的知識、技術を教えるとともに豊かな教養と人間性に裏づけられた有能な准看護師を養成することを目的としています。

■学院の特色

  • 本学院は2年の准看護学院であり、2年間の全課程を終了すると、都道府県の施行する准看護師検定試験を受けることが出来ます。試験に合格すると准看護師になることが出来ます。
  • 1年生は午後1時~午後5時10分まで本学院に通学し、看護の専門授業を受けます。また、1年次2月より2年次12月まで、公立丹南病院などで臨地実習を午前8時より午後3時30分まで行います。
  • 本学院では、豊富な経験をもつ講師約50名、専任教員3名が授業を担当し、熱心な教育を行っています。
  • 進学 高校卒業者で准看護師資格取得後、看護師になりたい方は看護専門学校(進学コース)への進学の道が開かれています。
  • 高等学校との連携教育 中学校卒業者のために、県立道守高等学校衛生看護科と技能連携教育をしています。准看護学院卒業後、引き続き1年間教育を受けて、県立高校卒業の資格が取れます。

■沿革

  • 本学院は明治32年に産婆看護婦講習所として創設されました。
  • 昭和29年には福井県の指定校に認可され、現在まで多くの卒業生を送り出し、地域の人々の健康と社会福祉に貢献してきた由緒ある学院です。
□明治32年今立郡産婆看護婦講習所設立
□大正10年4月今立郡医師会と今立衛生会と協同にて今立郡産婆看護婦養成所となる
□大正14年今立郡医師会附属産婆看護婦養成所に改める
□昭和 5年11月福井県指定校に認可
□昭和29年12月法律改正により准看護婦制度により今立准看護婦養成所と改称し県指定校に認可
□昭和38年4月養成所を学院に変更
□昭和47年4月福井県立道守高等学校衛生看護科と技能連携教育制度をとる
□昭和47年5月鯖江准看護学院に改称
□平成 2年准看護課程カリキュラム改正
□平成14年准看護課程カリキュラム改正
□平成19年3月1日第52期生(18名)卒業、第1期生から現在迄の卒業生は1,011名
July 1.2007