メタボリック症候群

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メタボリック症候群:ウエスト周囲径測定法
一般に普及してほしい内臓脂肪蓄積の指標である
--保健指導に役立つツールである
軽呼気時、へそレベルで測定。肥満が強くへそが下方に偏位している場合には肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さを使う。
ウエスト周囲径が減少することでリスクが1つでも減少する。
ウエスト周囲径が基準を満たさない場合でも、他のリスクが多数あればメタボリックシンドロームに準じた対応が必要。
メタボリックシンドローム治療 内臓脂肪蓄積を必須項目とする、過剰栄養摂取の制限や身体活動度の増加など生活習慣の改善が心血管疾患の予防につながる。(既述)。既述したリスクを対象に個別に薬剤を投与すべきものでもない。
各リスクは、原則的には内臓脂肪を減少させることで改善するが、遺伝など他の要因も関与しているためかかりつけ医の指導治療が必要である。
メタボリック症候群という疾患を確立させた目的 我が国の死因統計でも脳血管障害(脳梗塞など)、心血管病(心筋梗塞など)が全死亡の30%を占め、がんと匹敵する
ものである。ただ、がんと異なり働き盛りに突然発病することが多く、死亡から免れても後遺症で苦しむことが多い。
ある意味ではがんよりも重要である。
過栄養と運動不足を背景に増加してきた心血管病(動脈硬化)の予防医学のために確立した疾患概念である。
食後高血糖:動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞)が進展します 食事の糖分は身体活動のエネルギー源である。
血液中の糖分の値(血糖値)は食事で上昇、身体活動で低下します。
この血糖値はある範囲に保つようにインスリンなどで調節されています。この調節が不調になるのが糖尿病。
糖尿病の初期の段階では空腹時血糖が正常範囲であっても、食後2時間では高値になります(食後高血糖)。
食後高血糖では尿糖も陽性です。空腹時血糖が正常範囲でも安心しないでかかりつけ医とご相談下さい。
メタボリック症候群:補足 腹腔内脂肪(内臓脂肪)がこの症候群の中心的役割であること---健診ではウエスト周囲径測定が最重要である。
治療では食事・運動療法の意義があらためて強調される
薬物では腹腔内脂肪(内臓脂肪)蓄積に関与するアデポサイトカインの産生異常を是正するものが期待される
LDL-コレステロールの記載がないのは動脈硬化性疾患ではすでに確立された危険因子であるから。
内臓脂肪症候群:メタボリック症候群と動脈硬化
(脳梗塞、心筋梗塞など)
本症候群は健康な人より約10年動脈硬化が早く進行する(脳梗塞、心筋梗塞などなどになりやすい)ことで有名です。
皮下脂肪より内臓脂肪の蓄積が病気の原因(結果)と関連します。しかし実際、内臓脂肪の量をに測定するには多額の費用がかかります。簡便な指標として以下の事項を参考にしてください
ウエストサイズ:男性85cm,女性90cm以上で
1:中性脂肪 150ミリグラム以上
またはHDLコレステロール 40ミリグラム未満
2:最大血圧 130 または最小血圧 85以上
3:空腹時血糖値 110ミリグラム以上
以上3項目中2項目以上当てはまれば内臓脂肪症候群:メタボリック症候群とする。
各項目内で薬剤治療を既に受けている場合には、それぞれの項目に含める
糖尿病、高コレステロール血症の存在はメタボリック症候群の診断から除外されない。
食事、運動など生活習慣の改善とかかりつけ医との連携をお勧めします。
同上補足 例えば 血糖だけ正常だが血圧、コレステロールなどは少々悪い---などドックなどで指摘されも安心してはいけない。
ウエストサイズだけにこだわらず、場合によっては生活習慣の改善のみならず治療も必要である。

to Page Top | August 10.2007